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2025年9月15日

iOS 26のApple Musicで使える新機能

iOS 26では、コンテンツの作成方法やApple Musicの使い勝手を大きく変える新機能や機能強化が導入されました。Apple Musicで歌詞の翻訳と発音ガイドに対応する方法、ボイスメモのアップデート、AutoMixの概要、iPhoneをマイクとして使う方法、写真アプリでコンサートの写真を撮影したファンとつながりを深める機能についてご紹介します。

歌詞の翻訳と発音ガイドの紹介

歌詞の翻訳と発音ガイドによって、世界中のApple Musicユーザーが、歌詞の意味を母語で理解し、歌詞に合わせて一緒に歌えるようになります。ご自身のコンテンツをこの新機能に対応させるには、曲のオリジナルの歌詞をApple Musicに提出してください。

曲が翻訳済みの場合、ユーザーがApple Musicで曲を再生し、ミニプレーヤーをタップし、歌詞ビューを表示すると、翻訳された歌詞が自動的に表示されます。

Apple Musicに歌詞を追加する方法については、こちらを参照してください。

ボイスメモの機能強化

ボイスメモでスタジオ音声設定を使用して、歌詞やアイデアを空間オーディオで録音すると、レコーディングスタジオ品質のサウンドが得られます。空間オーディオで録音すると、対応しているデバイスを使用するユーザーに立体的なリスニング体験を提供できます。

ボイスメモの最新バージョンでは、空間オーディオでの録音がデフォルトで有効になっています。空間オーディオで録音した音声を再生する際に、オプションで「スタジオ音声」を選択すると、この機能を利用できます。

ボイスメモの高度な共有を使用すると、自分の録音したサウンドを共同制作者の耳に正確に届けることができます。高度な共有には、録音に対して自分が適用した再生設定がすべて含まれ、複数のデバイス間で一貫したリスニング体験を提供できます。この機能は、必要な編集をすべて完了した後、録音設定からボイスメモを共有するだけで利用できます。

メモアプリでの共同作業

メモアプリでの共同作業がさらに簡単になりました。メモをMarkdown形式でエクスポート・インポートできるようになり、制作チームが行った編集や提案の内容を確認できます。また、外出中でもApple Watchでメモを直接作成・編集できるようになりました。

AutoMixによる曲のスムーズな切り替え

AutoMixはApple MusicにおけるDJのように機能し、曲と曲の間を滑らかにつないでシームレスに再生します。曲間の無音時間がなくなるため、その瞬間の雰囲気に浸り続けることができます。Apple Musicで、AutoMixはデフォルトでオンになっています。

SingでiPhoneをマイクに

Apple Music Singでは、iPhoneをApple TVのマイクとして使うことができます。iPhoneを使ってお気に入りの曲に合わせて大きな声で歌ったり、友達と即興のカラオケナイトを始めたりできます。

この機能は最新のApple TVで利用できます。使用するには、ホーム画面のSingアイコンをタップし、プレイリストを選択して「Start Singing」(歌い始める)をタップします。iPhoneに表示される招待バナーで「Accept」(承諾)をタップすると、iPhoneをマイクにして歌い始めることができます。

写真アプリでコンサートを通じてファンとつながる

写真アプリに、ファンが自分で撮影した思い出の瞬間を振り返り、大好きな音楽とのつながりを改めて深める新機能が加わりました。コンサートに関連付けられた写真や動画には、チケットのアイコンが表示されます。このアイコンをタップし、次にイベントの説明をタップすると、写真アプリ内でコンサートイベントページが表示されます。このページには、イベントの詳細、おすすめのApple Musicプレイリスト、今後の公演のリンクなどが含まれます。

これにより、Apple Music for Artistsで作成し、公演日に割り当てたセットリスト・プレイリストが、写真アプリ内の対応するイベントページに掲載される機会が生まれます。なお、公演日の情報はBandsintownやTicketmasterから提供されます。

公演情報をファンに届ける方法については、こちらを参照してください。