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2024年10月28日

iOS 18のApple Musicで使える新機能

最新のiOSアップデートに伴い、「見つける」の後継として、リスナー一人ひとりにあったコンテンツをおすすめする「新着おすすめ」タブが新しく設けられました。その他、iOS 18のApple Musicで使える最新の機能をご紹介します。

「見つける」は「新着おすすめ」に

Apple Musicの「見つける」タブを一から構築し直しました。パーソナライズの精度が上がり、聴くべき音楽を聴くべきリスナーに届けることができます。また、タブの名前は、新しい音楽とアーティストの発掘というページの目的をわかりやすく伝えられるよう「新着おすすめ」としました。「新着おすすめ」では、リスナーの好きなアーティストの最新リリースや、好みにあう可能性の高いアーティストを表示します。また、現在の音楽カルチャーを形作ったコンテンツを、新旧を問わずリスナーが触れられるキュレーションとして提供します。

キュレーションの過程を重視しエディターの声を活かしたコンテンツが、世界に点在するApple Musicのエディトリアルチームから届けられ「新着おすすめ」に表示されます。各リスナーの「新着おすすめ」には、それぞれの好みに合わせてパーソナライズされたコンテンツが表示されます。

新しいアーティストの発掘

「新着おすすめ」タブは、アーティストが新しいファン層を開拓するためのApple Musicの取り組みを前進させる機能でもあります。このタブにより、これまで「見つける」タブでは紹介しきれなかったリリースが、新しいリスナーに届く可能性があります。リスナーは好みに沿ったおすすめの音楽を簡単に見つけることができ、駆け出しのアーティストにとっては新しい機会を得る場となります。

エディターによるキュレーションは継続

Apple Musicの「ホーム」タブで聴けるリスナー個別に選別されたコンテンツには、これまでのステーションやミックスに加え、「気分上々」「エネルギー」「リラックス」「集中力アップ」「ブルーなときに」の5つの新しいミックスが登場しました。これらのステーションは、ファンが好きになれる音楽を発掘し、ときには再発見することができるようなキュレーションを発信しています。

自然言語検索

検索機能が自然言語を理解できるようになり、ミュージック検索に日常的な言葉使いや文章表現を用いることができるようになりました。米国内の英語検索を対象としており、ジャンル、ムード、文化背景、年代に言及したコンテンツの検索をかけると、Apple Musicの1億を超える楽曲を網羅したカタログからふるいにかけられた検索結果が表示されます。この自然言語による検索は、好きな音楽や類似するトラックなどを見つけるのに適しています。たとえば、「songs with epic guitar solos」(ギターソロがすごい曲)や「party starters from the 2020s」(2020年代のリリースでパーティの序盤にかけたい曲)といった表現で検索し、状況や気分にあった曲を見つけることができます。また、Siriに曲の再生を頼むときにも、「pop songs with a catchy chorus」(サビがキャッチーなポップソング)などの表現が使えるようになりました。

iPadだけのデザイン

今回のiOSアップデートにより、iPadにおけるApple Musicの操作性も一体感のあるものになりました。縦向き・横向き両方に対応したタブバーが、上部に配置されています。この新しいデザインは、ミュージックのタブやその他のiPadにダウンロードしたコンテンツのタブを自由に行き来できるようになっており、サイドバーをそのつど開ける必要がありません。さらに、ユーザは使用頻度に合わせてタブバーに表示する項目を選ぶことができるので、ページ間の移動がしやすくなります。

その他の新機能

  • Apple Musicが提供するミュージックの触覚は、聴覚障がいや難聴と共に生きる音楽ファンが、タップ、テクスチャ、バイブレーションを使って音楽を体感できるアクセシビリティの新しい機能です。触覚効果について詳しくは「iPhoneのサウンドおよびバイブレーションを変更する」を参照してください。
  • TikTokの共有ができるようになりました。リスナーはお気に入りの曲、アルバム、プレイリストをTikTokでも共有することができます。