2023年10月16日
iOS 17で利用できるApple Musicの新機能
今年6月に発表されたすべての新機能および機能のアップデートが、最新のiOS 17にアップデートすることで利用できるようになりました。iOS 17でリリースされたApple Musicに関するアップデートの一部をご紹介します。
曲のクレジット
あなたの曲に携わった制作舞台裏を支える人たちの名前を、リスナーが表示できるようになりました。作詞作曲、楽器の演奏、スタジオ内外の仕事まで、包括的な情報を提供できます。配信パートナーと連携して、詳細なクレジットの提供を始めましょう。
「再生中」で動画を
ミュージックの再生中にアルバムアートワークがフルスクリーンで表示されるようになりました。モーションアートワークが提供されている場合はそちらが再生されます。リスナーには、一段と臨場感あふれる音楽の再生体験を楽しんでいただけます。アルバムのモーションアートワークのデリバリについては、配信パートナーにご相談ください。
プレイリストのカバーアート
プレイリストを新しく作成したり、古いプレイリストを更新する際、テンプレートを使って新しくカバーアートを作成できます。曲をプレイリストに追加すると、選曲を反映してテンプレートの配色が変化します。
Apple Musicのプレイリスト作成についてさらに詳しく
曲と曲の間をクロスフェード
Apple Musicが、曲の間に間隔のないスムーズな再生を実現しました。前の曲がフェードアウトしながら次の曲がフェードインするので、音楽が途切れることなくミックスされます。
連係カメラでApple Music Singを楽しむ
音楽に合わせて歌いながら思いきり楽しめる機能が登場しました。Apple Music Singと連係カメラを使うことで、ユーザは歌詞に合わせて歌う自分の姿を画面に映して音楽を楽しむことができます。新作のフィルタを使えるので、画面を加工することもできます。
みんなでプレイリストを作る
プレイリストに友だちを招待すると、曲の追加、並べ替え、削除が誰でもできるようになります。「再生中」の画面では、絵文字を使って選曲にリアクションすることもできます。
SharePlay
車内で流れる曲の再生操作が、座席位置にかかわらず簡単にできるようになりました。後部座席からでも可能です。CarPlayに接続した状態でApple Musicを再生すると、信頼できるiPhoneには自動的に再生セッションへの招待が送られます。通知をタップするだけで接続が完了し、Apple Musicのサブスクリプション登録をしていないユーザであっても自分のiPhoneから車内で音楽を操作することができます。
Apple MusicのサブスクリプションからApple Podcastに連携
Apple Musicのユーザは、サブスクリプションの連携機能を利用して、Apple MusicのサブスクリプションをApple Podcastに関連付けることで新しい番組やその他のコンテンツにアクセスできるようになりました。
Apple Musicのラジオ番組は、すべて引き続きライブ配信とオンデマンドでいつでもミュージックアプリから聴くことができますが、今後は、サブスクリプション登録者であればポッドキャストアプリで個別の番組をフォローしたり、新しいエピソード配信の通知を受け取ったり、オフライン再生のためにエピソードをダウンロードしたりすることができます。注目すべきは、すべてのラジオ番組で、曲が引き続きフルコーラスで再生される点です。リスナーには、使用するアプリにかかわらず不足のない音楽とラジオをお楽しみいただけます。
新しいウィジェットでホーム画面をカスタマイズ
ホーム画面から、直接音楽を聴けるようになりました。新しいウィジェットを使って、パーソナライズされたおすすめや、友だちが聴いている曲を確認することができます。あるいは、おすすめの新着リリースをすぐに聴き始めたり、トップチャートの曲を聴いたりすることも可能です。
スタンバイ
充電中のiPhoneを横向きに置いておくことで、便利な機能が表示されるようになります。
その他の新機能
- AirPods適応型オーディオ:AirPodsに新しく導入されたリスニングモードは、外部音取り込み機能とアクティブノイズキャンセリング機能をユーザの外部環境に応じて組み合わせ、状況に合った最適なリスニング体験を提供します。
- Apple Music Singプレイリストの自動オン:Apple自慢のエディトリアルチームによってキュレーションされているApple Music Singのプレイリストですが、この度、その詳細ページから再生を開始すると、iOSおよびApple TVのボーカルスライダが自動的に下がるようになりました。
- AirPlayのスマートな提案:iPhoneとiPadはデバイス上の知能を使って、ユーザがよく使うAirPlayの設定を学習するようになりました。たとえば夕食を作るときによく音楽を聴く人には、キッチンの近くのHomePodがデバイスに自動的に表示されるので、聴きたい場所で音楽を再生するのがとても簡単になります。