マーケティングとプロモーション
ストリーミングデータの改ざんから身を守る
Apple Musicでは、すべてのアーティストにとってファン層の形成や交流をかなえ、夢に描いていたキャリアの目標を達成することのできる場を提供したいと考えています。もちろん、そうした夢の実現は簡単ではありません。だからこそ、アーティストが自然な形でファンを増やすためのさまざまなツールとリソースを用意しています。
ストリーミングサービス業界ではここ数年、アーティストの楽曲の再生回数を人為的に水増しする手口が増加しています。Apple Musicは、正当なリスニングやその他のアクティビティを基準とした上でアーティストの成功や成長が確立される、公平な音楽提供の場であることを理念としていますが、データの改ざんはこれに反するものです。
Apple Musicの再生回数を増加させる操作を有料で請け負うことを申し出た企業や個人に関して、Appleが承認したものは一切ありません。再生回数を水増しする手段には、ボットや偽アカウントなど、Appleのサービスで禁止されているものも少なくありません。こうした不正行為を行う企業や個人と取引を行うことは、正規のファンを抱えるアーティストの信用を傷つけるため、厳しく非難されて当然であると考えます。
人為的な操作に頼らないファン層の確立
Apple Musicは、エディトリアル部門を擁するストリーミングサービスとして、世界中のリスナーに厳選した音楽と最高の体験を届けることを誇りに思っています。公正かつ実際のデータに則った方法でファンを増やすため、以下に挙げるベストプラクティスをご確認いただき、併せてツールをご利用ください。
- 明確なプランを持って楽曲をリリースする。
- ソーシャルメディアの投稿頻度を増やし、ファンとのつながりを定着させる。
- アセットをカスタマイズしてリリースのプロモーションを行う。
- マイルストーンを共有して、Apple Musicで達成した目標や記録を祝う。
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楽曲の共有には、直接アクセスできるリンクを使用する。
- Apple Musicのアーティストページに表示されるアーティスト画像やプロフィールを最新の状態に保つ。
- 楽曲の歌詞を追加または更新する。
- Apple Music for Artistsで統計データを集めてファンが多い場所を都市別に絞り、ファンについて詳しく知る。
- コンサート情報をShazamで公開する。
- 埋め込みプレーヤーを使って新曲を表示し、ウェブサイトを最新の状態に保つ。
正しい情報の収集は、アーティストを守るための重要な防御手段であり、キャリア構築の一助となります。